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フィジカルアセスメント(循環器系)

心を込めて丁寧に、看護師である、または看護師を目指す、あなたのお話、愚痴・お悩みなどを肯定的にお聴きいたします。

1.目的

● 心臓の働きが正常に行われているか、生命活動に支障がないかアセスメントする。

 

2.援助の実際

1.心音を聴診する

1)1音と2音を聴き分ける。

1音・・・三尖弁・僧帽弁の閉じる音である。三尖弁は第4肋間胸骨左縁、僧帽弁は第5肋間左鎖骨中線上で
     聴診する。

2音・・・肺動脈弁・大動脈弁の閉じる音である。肺動脈弁は第2肋間胸骨左縁、大動脈弁は第2肋間胸骨右縁
     で聴診する。
   

 

2.心音の異常

1)過剰心音

● 3音・・・2音の後に聴こえる。低調な音で心尖部で聴診される。
       左心室が拡大し心室の壁が伸展できなくなった状態。
       僧帽弁閉鎖不全症、うっ血性心不全などで聴診される。

● 4音・・・1音の直前に聴こえる。低調な音で心尖部で聴診される。
       左心室が肥大し伸展できなくなった状態。
       高血圧(長期間)、大動脈弁狭窄による左心室肥大の場合で聴診される。

 

2)心雑音

● 1音と2音の間に聴かれる収縮期雑音、2音と1音の間に聴かれる拡張期雑音がある。

● 血液の流れの異常

● 弁の閉鎖不全や狭窄

● 動静脈シャント

● 循環血液量の増加

 

3.主な症状

1)動悸・・・心臓の鼓動を速い、強いと自覚する状態。
       貧血、感染症による発熱(頻脈)、心因性、甲状腺機能亢進症など

2)チアノーゼ・・・血液中の還元ヘモグロビンが5g/dL以上で出現する。
          末梢性チアノーゼは心拍出量の低下、寒冷の影響、神経緊張など四肢の末梢や顔面に出現
          する。
          中心性チアノーゼは低酸素血症、先天性の心疾患・肺機能の低下など口腔粘膜、口唇や爪床に
          出現する。

3)胸痛・・・いつから始まったのか、痛みの部位、原因・誘因、持続時間はどうか。
       心筋梗塞、肺梗塞、狭心症、解離性大動脈瘤など緊急性の高い場合がある。

4)浮腫・・・浮腫の部位、範囲、いつからでるのか。
       下肢の場合は心不全、顔面の場合は腎性、四肢の場合はリンパ性心不全など。

5)呼吸困難・・・いつ、どのような状況で起こったのか。
         心不全などでみられる。

 

3.その他のアセスメント

● 皮膚温の観察

● 心尖拍動の触診

● 動脈の触診

● スリル(猫喘)

● 頸静脈の視診と圧の測定

● 胸郭の変形と爪の状態

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