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嚥下訓練の援助

心を込めて丁寧に、看護師である、または看護師を目指す、あなたのお話、愚痴・お悩みなどを肯定的にお聴きいたします。

1.目的

● 経口摂取ができるよう訓練を行う。

● 低栄養による免疫力低下や誤嚥による肺炎を防ぐために行う。

 

2.必要物品

歯ブラシ(スポンジブラシなど)・コップ・吸引器・嚥下訓練用の食事・スプーン・お茶(白湯)・氷・聴診器・パルスオキシメーター・クッション・オーバーテーブル・ディスポーザブル手袋など

 

3.援助の実際

1)患者に嚥下訓練を行うことを伝え同意を得る。

2)患者の体位を整える。

● ベッドを挙上し座位かファウラー位にする。

● 頸部が前屈するように後頭部に枕を入れ調節する。

● 体位が安定するように膝窩部などにクッションを入れる。

● 麻痺がある場合、麻痺側に身体が傾かないようにクッションなどで安定させる。

3)口腔ケアを行う。

● 口腔内に付着している唾液や痰を取り除く。

● 口腔内が乾燥している場合はスポンジブラシなどで口腔内を湿らすようにする。

4)嚥下体操などを行う。

● 口腔周囲の筋群を動かす運動を行う。

5)痰の貯留がないか確認する。

● 痰の貯留があれば喀出してもらうか吸引器で取り除く。

6)嚥下訓練を行う。

● 嚥下しやすい食事(プリン・ゼリーなどやとろみのある物など)を使用する。

● 一口量はスプーン半分くらいとする。

● ゆっくりと咀嚼して嚥下するよう説明する。

7)嚥下状態を確認する。

● 誤嚥せずに嚥下できているか確認する。

● 確実に口腔内の食物を嚥下しているのを確認してから次の一口を入れる。

8)嚥下訓練終了後、口腔内の観察を行う。

● 食物を嚥下できているか確認する。

● ムセがないか確認する。

9)口腔ケアを行う。

● 口腔内の食物残渣を取り除く。

10)患者の体位を整える。

● 胃からの逆流・誤嚥を防ぐため食後30分程度はセミファウラー位とする。

 

4.観察項目

1)患者の顔色・表情

2)ムセの有無

3)食事摂取量

4)疲労度の有無

5)呼吸困難感の有無

6)チアノーゼの有無

7)肺副雑音の有無

 

<誤嚥時の処置>

● 患者の口腔内の食物を取り除く。

● 吸引器で吸引を行う。

● 患者の顔を下に向け背部を叩打する。

● 呼吸がなければ人工呼吸を行う。

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