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看護場面でのコーチング-選択する楽しみ-

心を込めて丁寧に、看護師である、または看護師を目指す、あなたのお話、愚痴・お悩みなどを肯定的にお聴きいたします。

患者さんとのコミュニケーション(会話)の中で『○にしようか?△にしようか?迷ってるの・・・』と患者さんに相談された場面に遭遇したことがあると思います。

今まで私はそのような相談をされた時は、なるべく患者さん自身に決めてもらえるよう答えているつもりでしたが「△の方がいいのではないですか?」と私の考えを押し付けている感じになっていたと思います。

患者さんにコーチングを行うのは、患者さん自身で目標や目的を導いてもらうことですが、その目標や目的が治療の内容と合致していなければなりません。

治療内容に沿った目標や目的を、患者さん自身が導き出せるようにすることが看護コーチングだと考えます。

患者さんが選択について迷われている時、楽な方を選択するのではなく、少し頑張らないといけないことを選択してもらえる方が、患者さんの身体にとって良いこともあります。患者さん自身で後者を選択してもらえるように、コーチングを行っていく必要があります。

患者さんが「頑張る」と言っても身体的に無理な場合は、止めなければなりませんが・・・。そのような状況でなければ、目標や目的に近づけるようにコーチングをしていけば良いと思います。

例えば、入院中の患者さん(歩行訓練中)が売店に行く際に「車椅子で行こうか?歩いて行こうか?」と迷われているとします。

こちらとしては「歩いて行く」を選択してもらいたいので、その方向へ導けるようにコーチングを行うようにします。

車椅子で行く場合と、歩いて行く場合との良い点・悪い点を考えてもらうようにします。車椅子の場合「楽だけど操作が大変・・・」や「運動にならないかも・・・」と言われるかもしれません。歩いて行く場合「少ししんどいかもしれない・・・」や「運動になる。リハビリになるかな?」と言われるかもしれません。

そこまで患者さんが導き出せたら、最終の判断を患者さんにしてもらいます。きっと「歩いて行く」を選択されるのではないでしょうか。患者さんの体調が良くない場合は、無理をしないように伝えなければなりません。

こちらから、押し付けるのではなく、患者さん自身に考え決めてもらえるようにしなければ意味がありません。

「歩いて行きましょう」と言いたいのを堪えて、患者さん自身に決めてもらえるように導いて行くようにすることがコーチングの技術だと思います。

小さなことかもしれませんが「自分の意見を尊重してくれた」と感じ、積極的に治療に取り組んでいかれるかもしれません。

特に入院中などは、医療者からの押し付けが多いかもしれませんが、ほんの些細なことでも患者さん自身に選択してもらえるようにすると、患者さんのQOL生活の質)が保たれるのではないでしょうか。

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